オリックス不動産では、企業のBCP(事業継続計画)強化をサポートする物流施設やオフィスビルの開発を行っています。非常用発電機などの導入や防災備蓄倉庫を備えるほか、地震、台風等の災害を考慮した免震、耐震物件の開発に取り組んでいます。
また、運営するホテル等宿泊施設においては、「災害対策対応マニュアル」を策定し、災害発生時にはお客さまの安全確保を第一に、避難誘導や待機指示などを的確に行えるよう定期的に訓練を実施しています。ご宿泊のお客さまお一人あたり最大3日分の食料品や簡易トイレなどの災害備蓄品を備え、災害時避難キットも収容人数分具備しています。
オリックス水族館では、独自の災害対策マニュアルを策定し、非常時誘導などを確認する防災訓練を実施しています。また被災した場合に備え、館内には飲料水等の非常用備蓄品を確保しています。
大京では、東日本大震災により重要視されている集合住宅の防災対策について、「災害発生後の生活持続」「多様化する災害への対応」という2つの概念を組み込んだ新しい防災対策『SONA-L SYSTEM(ソナエルシステム)』を構築し、全国の新築分譲マンションで採用しています。
また、分譲マンションにおいては、従来の共用部防災備蓄倉庫の設置に加え、2023年3月より各住戸に防災グッズ(防災備蓄リュックおよび防災ハンドブック)の配布を標準的に行い、ハード、ソフト両面で「在宅避難」への備えを強化しています。