ニュースリリース

ホテルの廃食用油を持続可能な航空燃料(SAF)の原料に
運営する14のホテル・旅館で廃食用油の提供を開始

2026年06月11日

オリックス・ホテルマネジメント株式会社

オリックス・ホテルマネジメント株式会社(本社:東京都港区、社長:似内 隆晃)は、このたび、使用済みの食用油(廃食用油)を原料としたSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)で、航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクト「Fry to Fly Project(事務局:日揮ホールディングス株式会社)」へ参画するとともに、当社が運営する14の旅館・ホテルから発生する廃食用油を、SAFの原料として提供しますので、お知らせします。2026年6月から順次、廃食用油の提供を開始します。

img_20260608_1.jpg提供イメージ

ORIX HOTELS & RESORTSの旅館・ホテルでは、レストラン運営に伴い日々廃食用油が発生しています。当社は、本プロジェクトを通じて、これらの廃食用油をSAFの原料として提供します。当社が提供する廃食用油を原料に、SAF製造会社である合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYがSAFの製造を行います。

廃食用油の提供はORIX HOTELS & RESORTSの全14施設が対象で、当社が提供する油は年間約2.5万LのSAF製造に相当する原料となる見込みです。これにより、年間約70t-CO2の削減効果に相当することが見込まれます※1

SAFは、従来の航空燃料と比較し、製造から使用までのライフサイクル全体で約60~80%のCO2削減効果があるといわれている持続可能な航空燃料です。日本では、国土交通省が2030年時点で国内航空会社による燃料使用量の10%をSAFに置き換える目標を掲げるなど、バイオ燃料への転換が求められています。

当社は、「環境へのおもいやり」「心地のよい滞在」「地域との共生」「働きがいのある職場づくり」「公正な事業活動」の5つの重点テーマに沿って、サステナビリティ活動を推進しています。これまでも、複数のホテルに納入する食材を1台のトラックでまとめて配送する「共同配送」など、CO2削減に資する取り組みを推進してまいりました。今後も環境に配慮しながら、日本各地の魅力ある地域で、多様な施設の運営を進めてまいります。

※1 日揮ホールディングス株式会社による試算値。

1. 廃食用油の提供とSAFへの再資源化について

当社は、このたび日揮ホールディングス株式会社、株式会社レボインターナショナル、ならびに合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYと、ホテルで発生する廃食用油のSAFへの再資源化を目的とする、廃食用油の供給および利用に関する基本合意書を締結しました。当社は、ORIX HOTELS & RESORTSの旅館・ホテル全14施設のレストランで発生する廃食用油を株式会社レボインターナショナルに提供します。提供した廃食用油は、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYにおいてSAFの製造に活用されます。日揮ホールディングス株式会社は、廃食用油のSAFへの再資源化を実現するためのサプライチェーン構築・マネジメントを行います。

■各社の役割
・オリックス・ホテルマネジメント株式会社
全国で展開するORIX HOTELS & RESORTSの14施設にて、廃食用油の保管・引き渡し

・株式会社レボインターナショナル
使用済み食用油の回収・運搬

・合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY
保有するコスモ石油堺製油所構内のSAF製造装置において、廃食用油を原料にSAFを製造

・日揮ホールディングス株式会社
廃食用油のSAFへの再資源化における全体のサプライチェーン構築・各種調整

2. SAF(持続可能な航空燃料)について

SAFは、廃食用油やサトウキビなどのバイオマス資源、都市ごみなどを原料として製造される航空燃料です。従来のジェット燃料と比較して、製造から使用までのライフサイクル全体で約60~80%のCO2削減効果があるといわれています※2。航空機は自動車などと比べて電動化が難しいことから、SAFの利用によるCO2排出量の削減が期待されています。日本では、国土交通省が2030年時点で国内航空会社による燃料使用量の10%をSAFに置き換える目標を掲げており、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、バイオ燃料への転換が求められています。

※2 空のカーボンニュートラルポータルサイト/国土交通省

3. Fry to Fly Projectについて

「Fry to Fly Project」は、国内資源循環による脱炭素社会の実現に向けて、2023年4月に始まったプロジェクトです。日揮ホールディングス株式会社が事務局を務め、現在、趣旨に賛同する317の企業・自治体・団体が参加しています(2026年5月末時点)。本プロジェクトでは、家庭や店舗などで発生する廃食用油を国内資源としてSAFに再活用し、再資源化されたSAFで航空機が飛ぶ世界の実現を目指しています。廃食用油の回収促進に加え、自治体と連携した教育活動などを通じて、脱炭素化に向けた資源循環に参加できる機会を創出しています。

img_20260608_2.jpgFry to Fly Project
Fry to Fly Project公式サイト https://www.fry-to-fly.com/

4. オリックス・ホテルマネジメントのサステナビリティの取り組みについて

オリックス・ホテルマネジメントは、「環境へのおもいやり」「心地のよい滞在」「地域との共生」「働きがいのある職場づくり」「公正な事業活動」の5つの重点テーマに沿って、サステナビリティ活動を推進しています。「環境へのおもいやり」では、CO2削減、食品ロスの削減・リサイクル、プラスチック使用の削減など、自然環境の負荷低減に取り組んでいます。

オリックス・ホテルマネジメントサステナビリティページ https://orix-realestate.co.jp/hotelmanagement/company/sustainability.html

5. オリックス・ホテルマネジメント株式会社について

オリックス・ホテルマネジメントは、オリックスグループの運営事業を担う会社として、国内28施設の多種多様な旅館・ホテル、研修施設の運営を行っています(第三者に運営を委託している施設を含む)。運営する施設のうち14施設は、事業ブランド「ORIX HOTELS & RESORTS」の施設として、「また行きたい、と思っていただける場所。」をブランドコンセプトに、お越しいただく皆さまのさまざまなライフステージに合わせた体験をお届けしています。また、水族館やふぐ料理店の業務支援も行っています。

所在地 東京都港区浜松町2-3-1
設立 1997年1月(ブルーウェーブ株式会社から2020年4月1日に社名変更)
代表者 似内 隆晃
事業内容 旅館・ホテル・研修施設等の施設運営
株主構成 オリックス不動産株式会社(100%)
ウェブサイト https://orix-realestate.co.jp/hotelmanagement/
ORIX HOTELS & RESORTS公式ウェブサイト https://www.orixhotelsandresorts.com/

お問い合わせ先

オリックス株式会社 グループ広報・渉外部 TEL:03-3435-3167

ニュースリリース一覧へ戻る
Get Adobe Acrobat Reader
閲覧にはAcrobat Readerが必要です。お持ちでない方は「Adobe®のサイト」から無料で配布されておりますので、そちらからダウンロードし、ご利用ください。