ニュースリリース

サステナビリティ推進テーマを新たに設定


~第三者認証も取得し、安心して選ばれる宿泊施設へ~

2025年04月15日

オリックス・ホテルマネジメント株式会社

オリックス・ホテルマネジメント株式会社(本社:東京都港区、社長:似内 隆晃)は、このたび、施設運営事業のサステナビリティ推進における重点テーマを新たに設定し、当社公式ウェブサイトおよび「ORIX HOTELS & RESORTS」公式ウェブサイトのサステナビリティページをリニューアルしましたのでお知らせします。

オリックスグループの不動産事業部門では、2021年12月に「サステナビリティ推進方針」を策定・公開し、重要テーマとして「脱炭素化」「環境配慮」「安全・安心・快適性」「地域共生」を掲げています。オリックス・ホテルマネジメントは、施設運営の事業領域において、この4つのテーマに沿った取り組みを推進してまいりました。

当社はこのたび、施設運営事業者として、お客さま、従業員、地域の方々などのあらゆるステークホルダーの皆さまから信頼される企業であり続けることを目指し、これまでの4つの重点テーマを一新し、独自の5つの重点テーマを設定しました。今後は、新たな5つの重点テーマに沿って持続可能な施設運営を推進するとともに、各取り組みに対して積極的に第三者認証を取得・開示し、より安心して選んでいただける宿泊施設を目指します。

5つの重点テーマの内容は以下のとおりです。

① 環境へのおもいやり

② 心地のよい滞在

③ 地域との共生

④ 働きがいのある職場づくり

⑤ 公正な事業活動

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オリックス・ホテルマネジメントは、2025年4月に5周年を迎えました。今後も環境に配慮しながら日本各地の魅力あふれる地域に多彩な施設を運営してまいります。

■サステナビリティページ
オリックス・ホテルマネジメント公式ウェブサイト https://orix-realestate.co.jp/hotelmanagement/company/sustainability.html
ORIX HOTELS & RESORTS公式ウェブサイト https://www.orixhotelsandresorts.com/sustainability/

2021年12月27日付リリース:不動産事業部門のサステナビリティ推進方針を公開

1. サステナブルな取り組みへの第三者認証の取得

オリックス・ホテルマネジメントは、「サクラクオリティグリーン」、「観光施設における心のバリアフリー認定」、「総合効率化計画認定」などの第三者認証を積極的に取得しています。このような第三者認証の取得・開示により、サステナブルな旅行をしたいというサステナブル・ツーリズム(持続可能な観光)のニーズに応えます。また、お客さまにより安心して選んでいただける宿泊施設を目指すと同時に、認証取得のプロセスを通して従業員のサステナブル・ツーリズムへの理解促進にも努めています。

■OHM施設が取得する主な認証制度

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・Sakura Quality An ESG Practice(通称:サクラクオリティグリーン)
SDGsを実践する宿泊施設を対象とした品質認証制度「サクラクオリティグリーン」を、6つの施設で獲得しました。6施設すべてで、5段階評価のうち上から2番目の上位評価で"自然環境や社会への積極的な関与が認められる"とされる「4御衣黄(ぎょいこう)ザクラ」に認定されました。

認証取得施設 クロスホテル札幌、クロスホテル大阪、クロスホテル京都(2024年12月認定)
クロスライフ博多天神、クロスライフ博多柳橋(2025年2月認定)
函館・湯の川温泉 ホテル万惣(2025年4月認定)

・観光施設における心のバリアフリー認定
バリアフリー対応や情報発信に積極的に取り組む姿勢のある観光施設を対象とした認定制度。OHMのすべての直営施設で認定を受けています。

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・総合効率化計画認定
流通業務の総合化および効率化を図る事業で、環境負荷の低減・省力化に資する取り組みを認定するもの。大阪市内のホテルにおける共同配送の取り組みに関して認定を受けています。

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2. サステナビリティの取り組み事例

① 環境へのおもいやり
・サステナブル・シーフードの使用
・ワンウェイプラスチック製品の使用削減
・廃棄食材の再生利用による食品ロスの削減

サステナブル・シーフードの使用
レストランにて、「サステナブル・シーフード」を使用したメニューを提供しています。
「サステナブル・シーフード」は、水産資源や環境に配慮した持続可能な漁業や養殖業により生産された国際的な認証(MSC/ASC認証)の水産物です。水産資源の減少や、海の環境問題が懸念される中、「サステナブル・シーフード」を使用することで、持続可能な水産業の実現に貢献します。

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② 心地のよい滞在
・セーフティ・スタンダード(ORIX Hotel Management Safety Standard)の遵守
・バリアフリー対応
・利便性向上のためのシステムの導入

セーフティ・スタンダードの遵守
当社では、お客さまに安全面において安心してご利用いただけるよう衛生管理や災害対策などに関し独自に定めた管理規則を制定し遵守しています。

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③ 地域との共生
・地域共創の取り組み
・ロケ誘致・ロケツーリズム
・地域文化の振興・支援

地域共創の取り組み
2021年5月に「地域共創プロジェクト」を開始し、これまで地域の企業や自治体との連携、オリックスグループのリソースの活用などにより、新たな観光資源の発掘・創出を行っています。地域の魅力を発掘・発信し、地域と施設の長期的なブランド価値向上を目指す取り組みで、対象施設で任命した地域共創担当者を中心に、地域活性化につながる地域の魅力・特色を生かしたイベントや新しい体験、最新技術を活用した観光・宿泊プランなどを企画・推進しています。

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④ 働きがいのある職場づくり
・心身の健康をサポートする環境整備
多様な価値観を持った従業員が健康的に安心して働くことができる環境整備を進めています。
結婚、出産、育児、介護などのライフイベントに応じた柔軟な働き方を推進しているほか、連続休暇取得により心身のリフレッシュを図る制度も導入しています。

・自己啓発サポート
・人材育成の強化

⑤ 公正な事業活動
・コンプライアンス研修の実施
従業員のコンプライアンス意識向上のため、定期的に研修を実施しています。
新入社員向け、管理職向けおよび全役職員向けといった階層別の研修も実施することで一人ひとりがコンプライアンスの重要性を正しく理解し、常に意識を高く持ち続けながら業務にあたるよう努めています。

・コンプライアンスの遵守
・相談窓口の設置

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3. オリックス・ホテルマネジメント株式会社 概要

オリックス・ホテルマネジメントは、オリックスグループの運営事業を担う会社として、日本で国内29施設の多種多様な旅館・ホテル、研修施設の運営を行っています(第三者に運営を委託している施設を含む)。運営する施設のうち14施設は、事業ブランド「ORIX HOTELS & RESORTS」の施設として、「また行きたい、と思っていただける場所。」をブランドコンセプトに、お越しいただく皆さまのさまざまなライフステージに合わせた体験をお届けしています。また、水族館やふぐ料理店の業務支援も行っています。

所在地 東京都港区浜松町2-3-1
設立 1997年1月(ブルーウェーブ株式会社から2020年4月1日に社名変更)
代表者 似内 隆晃
事業内容 旅館・ホテル・研修施設等の施設運営
株主構成 オリックス不動産株式会社(100%)
ウェブサイト https://orix-realestate.co.jp/hotelmanagement/
ORIX HOTELS & RESORTS公式ウェブサイト https://www.orixhotelsandresorts.com/

お問い合わせ先

オリックス株式会社 グループ広報・渉外部
TEL:03-3435-3167

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