ニュースリリース

「リジェ南山」と「可動テーブル一体型キッチン」が、
「2024年グッドデザイン賞」受賞

2024年10月16日

株式会社大京

株式会社大京(本社:東京都渋谷区、社長:深谷 敏成)は、公益財団法人日本デザイン振興会が発表した「2024年度グッドデザイン賞」において、このたび、分譲集合住宅「リジェ南山※1」と「コンパクトマンション向け可動テーブル一体型キッチン」の2件で受賞しましたのでお知らせします。

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「リジェ南山」外観

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「コンパクトマンション向け可動テーブル一体型キッチン」

「リジェ南山」は、名古屋を代表する自然豊かな高級住宅地「南山」に位置する分譲マンションです。敷地面積に対し、緑地率30%以上を確保しており、四季折々の美しい自然が楽しめる庭園や小道が建物を囲むように配置されています。居住者の方は、住戸や屋上テラス、ラウンジなどから、季節ごとに変わる木々の美しさをお楽しみいただけます。本受賞では、豊かな植栽計画と周囲に開かれた配置計画により、地域の原風景を大切にした開発として評価されました。

「コンパクトマンション向け可動テーブル一体型キッチン」は、キッチンに可動式のテーブルを備え付けることで、キッチンを中心に暮らしの幅が広がる空間を提案した商品です。1DKや1LDKなどの間取りで生じやすい、キッチンの調理スペースが手狭になる、ダイニングテーブル、デスク、ソファなどのすべての家具を置くと空間にゆとりがなくなるなどの問題を解決するとともに、在宅勤務の定着により、自宅での食事機会やデスクワークの増加など、ライフスタイルの多様化に対応します。また、キッチンとテーブルの面材を合わせることで、キッチンとリビングダイニングの一体感を作り、デザイン性と実用性を兼ね備えています。本受賞では、従来の役割を超えた、キッチンを核とした効率的な空間提案として評価されました。

当社は、今後も社会的な課題やお客さまのご要望に寄り添い、新しい商品やサービスをご提供してまいります。

※1 2024年3月13日付ニュースリリース:「リジェ南山」、約1,500坪の敷地に誕生

1.「リジェ南山」

本物件は、名古屋都心部に近い昭和区の中でも、豊かな自然景観と広大な敷地の邸宅が立ち並ぶ、名古屋を代表する高級住宅地の一つ「南山エリア」に位置します。このエリアは、「第一種低層住居専用地域」であると同時に「第一種風致地区※2」でもあることから、敷地面積4,987m2(約1,500坪)に対し緑地率30%以上を確保しました。また、かつて山林都市構想に基づき開発された地域の歴史を踏まえ、丘陵地形による敷地内の高低差を生かし、植栽帯やひな壇状の人工地盤上の緑化など、階層的なランドスケープを形成したほか、3棟に全戸100m2以上の35戸を設けるなど、豊かな緑景に囲まれたゆとりある邸宅となっています。

※2 都市に残された水や緑などの貴重な自然環境を守る地域に指定され、都市における風致を維持するために定められる地区。

■特長
・「桜雅の庭」「紅彩の庭」など、さまざまなテーマ性を持たせた庭や、それらをめぐる小道を、建物を囲うように配置。また530本以上の生物多様性に配慮した植物を植樹し、一年を通して緑に囲まれ季節ごとに景観が変わる木々の美しさをお楽しみいただけます。
・アプローチ、ラウンジ、メールコーナーなど各所の床・壁には天然石を、外壁には専門の職人が一枚一枚手作業で仕上げたタイルなどを採用し、周辺の街並みに溶け込んだ格調ある邸宅を表現しています。
・アプローチには、幅約20mの大きな庇(ひさし)を設置し、軒裏には豊かな緑景や水のゆらぎなどが映り込むデザインとしています。アプローチはあえて閉鎖的にせず、周辺に開かれた計画としています。

img_20241016_1_3.jpg滝・水盤

img_20241016_1_4.jpg大きな庇を設置したエントランスアプローチ

img_20241016_1_5.jpgエントランスラウンジ img_20241016_1_6.jpg屋上緑化

■物件概要
所在地 愛知県名古屋市昭和区南山町6番31(地番)
交通 名古屋市営地下鉄鶴舞線「いりなか」駅徒歩9分
敷地面積 4,987.53m2
構造・規模 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)、地上3階、地下1階建て
総戸数 35戸
専有床面積 105.70m2~160.59m2
間取り 2LDK・3LDK
着工日 2022年6月30日
竣工日 2024年2月29日
入居開始日 2024年4月19日
設計 アーキサイトメビウス株式会社
施工 株式会社鴻池組
売主 株式会社大京
URL https://lions-mansion.jp/ME201035/

■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
野山を切り開いて進める開発は、縮小時代になっても変わることなく続いている。地球環境が危機的な状態に追い込まれている今、こうした開発がどうあるべきかは大きな問いである。その点この開発は、むしろ緑地の方が主役なのではないかと思わせるくらいに建築は穏やかで控えめなところが素晴らしい。しかも豊かな植栽は丁寧にデザインされ、周囲にも開かれた配置計画となっている。四季折々の風景やそこに生育する生態系も、今後さらに魅力が増していくことだろう。地域の原風景を大切にした開発として、今後のモデルになってほしい。

2. 「コンパクトマンション向け可動テーブル一体型キッチン」

幅120cm、奥行55cm※3の可動式のテーブルを一体的に組み合わせた新しいキッチンです。さまざまな暮らしの場面に応じて可動テーブルのレイアウトを変更することで、1DKや1LDKなどコンパクトタイプの間取りでも空間を有効に活用できます。また、カウンター部分に確保した十分な調理スペース、料理の効率が上がる2口コンロ、洗い物のしやすい幅60cmのシンクを採用したほか、使いやすさと収納力を兼ね備えたオールスライド収納やリビング側のカウンター下収納を確保しています。さらに、コンロ前が壁に遮られない対面式キッチンであるほか、キッチンとテーブルの面材を合わせることにより、キッチンとリビングダイニングの一体感を作り、デザイン性と実用性を兼ね備えています。

※3 物件により仕様は異なります。

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ダイニングカウンターイメージ

img_20241016_1_8.jpg日々の暮らしでは
ダイニングカウンターとして
img_20241016_1_9.jpgゲストと楽しむ
おもてなしテーブルに
img_20241016_1_10.jpg仕事のときは
落ち着いたワークスペースに

■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
近年、日本のマンション販売価格は高騰化し、専有面積は縮小化しているが、住宅における主だった機能は省くことが出来ない。このような状況において、キッチンの役割はもちろん、どれだけ効率的に床面積を利用し、機能を確保するかが課題である。本製品では、キッチン周りにおいて不可欠な機能はもちろん、情報量が多い場所に対してのデザイン・コントロール、ダイニングとしてだけでなく、在宅勤務による仕事の作業場としての提案が、機能・意匠ともに整理されていることを評価した。

3. 「グッドデザイン賞」とは

1957年に創設された通商産業省主催のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを生かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

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グッドデザイン賞公式ウェブサイト http://www.g-mark.org/

4. 株式会社大京について

設立 1964年12月
所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-24-13 千駄ヶ谷第21大京ビル
事業内容 不動産開発、不動産販売、都市開発
URL https://www.daikyo.co.jp/

お問い合わせ先

オリックス株式会社 グループ広報・渉外部
TEL:03-3435-3167

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