ニュースリリース

"みどり"と人々が交わり"イノベーション"を創出する拠点が大阪駅前に誕生
「グラングリーン大阪」の中核機能施設の名称を「JAM BASE」に決定


~大学やベンチャー企業など多様なパートナーが参画、まち全体で化学反応を生む仕掛けを配置~

2023年09月28日

オリックス不動産株式会社

三菱地所株式会社を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社※1(以下、「事業者JV」)は、JR大阪駅前で開発を進めるうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」(以下、「本プロジェクト」)において、中核機能施設の名称を「JAM(ジャム)BASE(ベース)」(https://jam-base.com/jp/)に決定しましたのでお知らせします。「JAM BASE」は、2024年9月の先行まちびらき時※2に開業予定です。

img_20230928_1.jpg「JAM BASE」施設ロゴ img_20230928_2.jpg4層吹抜けの会員制交流スペース(イメージ)

「JAM BASE」は、多様な人々が集い交わることで、アイデアやイノベーションが生まれることを目指す、本プロジェクトの中核を担う施設の総称です。「まざまざ と さまざま が まざるさま」をコンセプトに、北街区賃貸棟1~9階を中心として、まち全体にさまざまな施設を配置します。駅前かつうめきた公園との一体開発という利点を生かし、多くの人々が交われるよう、あえてさまざまな用途・機能を"ごちゃごちゃ"に混ぜ合わせ、一体感(つながり)を感じられるような施設配置や空間構成としていることが特長です。

施設名称「JAM BASE」には、音楽の即興演奏を"JAMMING"と表すことから、本施設で巻き起こる独自の共創(コ・クリエーション)が、音楽を作るかのように楽しくエキサイティングなものとなってほしいとの思いを込めています。施設のロゴマークは、そこに集うさまざまな人々とともに変化していくさまをデザインしました。それぞれの個性が混ざり合い、協奏することでいろいろな形に変化する様子をダイナミックアイデンティティ(可変するロゴビジュアル)で表現しています。

※1 JV9社の1社であるうめきた開発特定目的会社は株式会社大林組が出資するSPCです。
※2 2023年9月25日付ニュースリリース:「グラングリーン大阪」先行まちびらきの時期を2024年9月に決定!

施設名称・ロゴマーク

<施設名称>
「JAM(ジャム)BASE(ベース)」には、音楽の即興演奏を"JAMMING"と表すことから、本施設で巻き起こる独自の共創(コ・クリエーション)が、即興で音楽を作るように楽しくエキサイティングなものとなってほしいとの思いを込めています。また「BASE」は、この場所で働き、訪れる人にとって「基地」のような存在となり、グローバル・ローカルすべての人々にとって、何度でも訪れ、いつでも帰ってこられる親しみのある場所となるように願い名づけました。

<ロゴマーク>
施設ロゴは、JAM BASEがそこに集うさまざまな人々と共に変化していくさまをデザインにしました。それぞれの個性が混ざり合い、協奏することで色々な形に変化する様子をダイナミックアイデンティティ(可変するロゴビジュアル)という形で表現しています。

「JAM BASE」の役割

本施設では、大阪の玄関口という梅田の持つ利便性と大きなブランド力、広大なうめきた公園との一体開発という利点を生かし、学生や起業家をはじめ、中小企業からグローバルカンパニー、大学・研究機関、ベンチャーキャピタル、うめきた周辺のローカルコミュニティといったさまざまなプレイヤーが集い、新たなアイデアを形にし、社会実装・現実化への挑戦を行うことを支援することで、世界へ通じるゲート的役割を果たしていきます。よりよい未来社会を共創するため、「JAM BASE」を起点に、さまざまなプロジェクトや企業、人材が世界に向けて羽ばたいていくことを目指します。

「JAM BASE」の特長

本施設のコンセプトは「まざまざ と さまざま が まざるさま」。このコンセプトを具現化するため、次の3点を重視し施設づくりをしています。

① 西日本最大のターミナル駅「JR大阪駅」前に開設するうめきた公園との一体開発という利点を生かし、できるだけ多様な人々が交われるような施設配置とすること。
② 上下階を空間的につなぐ吹抜けを設け、視覚的にもそれぞれのアクティビティや一体感(つながり)を感じられるような空間構成とすること。
③ 偶発的な出会いや刺激を得られる仕掛け※3を随所に配置し、施設そのものがイノベーションを生み出す装置とすること。

※3 バーカウンター、キッチンスペース、大階段、アート、ギャラリーなど

大阪らしい、人懐っこさや人との距離感の近さ、チャレンジ精神や新しいものを面白がって受け入れる寛容さを生かし、この場所からさまざまなイノベーションが生まれていくことを目指していきます。

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偶発的な出会いや刺激を得られる仕掛けのイメージ

「JAM BASE」の施設配置

北街区賃貸棟1階~9階をメイン拠点とし、そこを起点にまち全体にさまざまな施設を配置します(図の赤色部分)。各所で「JAM BASE」の営みを展開し、多様な市民(生活者)との接点を構築します。

img_20230928_4.jpg

<北街区賃貸棟1~9階>
秩序と無秩序のバランスを大事にしたデザインで、変化に富んだ空間を構築しています。4階サロンを中心に、あえてさまざまな用途や機能を"ごちゃごちゃ"に混ぜ合わせ配置することで、多様な人々の活動の交わりを誘発し、イノベーションの創出に不可欠な出会いと交流を促します。

img_20230928_5.jpg各階の活動や賑わいが感じられる吹抜け空間
(3~9階の施設中央部)
img_20230928_6.jpgイベント利用もできる大階段
(3階)
img_20230928_7.jpg個人単位で契約可能なコワークスペース
(JAM(ジャム)-DESK(デスク)/6階)
img_20230928_8.jpg4層吹抜けの会員制交流スペース
(Syn(シン)-SALON(サロン)/4階)
img_20230928_9.jpg入居者同士の交流を促すキッチンスペース
(8階)
img_20230928_10.jpgバリエーション豊かな家具付きオフィス
(JAM(ジャム)-STUDIO(スタジオ)/2~9階)
img_20230928_11.jpg開放的な屋上庭園
(3階、5階、6階、8階、9階)
img_20230928_12.jpg多様な使い方ができる共用スペース
(3階~9階)

<公園内施設>
img_20230928_13.jpg(仮称)ネクストイノベーションミュージアム img_20230928_14.jpgスポーツ系施設
img_20230928_15.jpgマルチスペース img_20230928_16.jpgエデュテインメント系施設

<南街区賃貸棟4階>

img_20230928_17.jpg

MICE施設

「JAM BASE」の入居パートナーの一例(50音順)

JAM BASEでは、イノベーション創出を目指す入居パートナーを募集しています。現時点での入居パートナーは下記の通りです。

入居パートナー URL
国立大学法人大阪大学 https://www.osaka-u.ac.jp/ja/guide/public-relations/press_release/23/09/20230928_01
株式会社コングレ https://www.congre.com/news/20230221-20957/
さくらインターネット株式会社 https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/newsreleases/2023/09/28/1968213739/
株式会社スマートバリュー https://www.smartvalue.ad.jp/news/6949/
セーフィー株式会社 https://safie.co.jp/news/2158/
株式会社トータルメディア開発研究所 今後発表予定
株式会社トータルメディア開発研究所・株式会社野村卓也事務所 今後発表予定
株式会社favy https://blog.favy.co.jp/24371/
学校法人立命館 https://www.ritsumei.ac.jp/profile/pressrelease_detail/?id=903

今後のイベント

・2023年10月14日(土)「スタートアップ関西 Supported by GRAND GREEN OSAKA」
関西の学生起業家を集めたコミュニティイベント

・2023年10月23日(月)~31日(火)「MIRRORGE OSAKA TRIAL 2023」
グラングリーン大阪を舞台としたXRアトラクションのトライアルイベント

・2023年11月1日(水)~3日(金)「NEXT INNOVATION MUSEUM(仮称)OPENING PRE-EVENT 真鍋大度 Audiovisual Performance」
音と映像を駆使した先進的なパフォーマンスイベント

・2023年12月19日(火)、20日(水)「イノベーションストリーム KANSAI 7.0」
官民一体のイノベーション支援組織・一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(以下、U-FINO)が主催する7回目となる都市型カンファレンスイベント

「JAM BASE」運営法人

本施設の管理および運営は、オリックス不動産株式会社を中心とした事業者JVが構成する「一般社団法人コ・クリエーションジェネレーター(CCG)」が行います。

また、官民一体によるイノベーション支援を、大阪府、大阪市、公益社団法人関西経済連合会、大阪商工会議所及び阪急電鉄株式会社を中心とした事業者JVが参画する「一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)」が担い、CCGと共に運営を行います。

※4 2022年9月29日付ニュースリリース:「中核機能運営法人を設立し、2024年夏頃の先行まちびらきに向け、準備を加速」

【ご参考】
U-FINOウェブサイト https://u-fino.com/
本プロジェクトウェブサイト http://umekita2.jp

※5 本リリース記載内容は、今後の検討・協議などにより、変更となる場合があります。

お問い合わせ先

オリックス株式会社 グループ広報・渉外部 TEL:03-3435-3167

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